オンライン乗馬教室

「乗馬クラブの接待的なレッスン 自分の実力把握できてますか?」 「全国出場経験者が辛口採点します」 馬を上手くコントロール出来ないという悩みを抱える、週に1度のレッスンを受ける社会人へ! 知ってるようで知らないが、誰も教えてくれない馬がきちんと動かない理由を全国出場経験者が表裏なく答える、明日から実践できる!誰に話しても恥ずかしくないレベルの趣味に到達させるオンライン乗馬教室

常歩で身につけるべきこと

こんにちは! 

 

今回は、常歩の練習で

身につけるべきこと

について

話していこうと思います!

 

乗馬姿勢をマスターし

ついに1人で馬に乗る!

けど、行う練習は

ひたすら常歩で馬場を歩くだけ

 

正直、退屈ですよね?

早くみんなみたいに

馬場を走り回りたい

そう思いますよね?

 

しかし、

常歩って実は

すごい大切な練習なんです!

 

自分は右に行きたいのに

馬が左に行ってしまう。

走ってほいしのに

馬が走ってくれない

 

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そういったことが

起きないように

馬のコントロールの基礎を

学ぶ大切な期間なんです

 

ただ、この期間を設けて

練習させてくれる期間って

すごい短いんですよね

 

なんでかと言うと

お金払ってるのに

常歩だけでレッスンが終わる

 

お金払ってる側からしたら

そんなのおかしい!

などと思いますよね?

 

だから大抵の乗馬クラブは

その大切な時間を

短く設けているわけです。

 

だからこそ、

短い時間でも

学べることは学んで欲しい 

と考えています。

 

さて、常歩の練習の中で

できる練習についてですが

今回学ぶことは大きくわけて

2つです!

 

まずは

馬をコントロールする練習

 

もうひとつは

馬に扶助を送る練習

 

この2つになります。

 

馬をコントロールする練習は

闇雲に手網を左右に

引っ張れば良い

ということではありません。

 

手網の先には

ハミがついています

そのハミは

口の中に入ってますよね?

 

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もし自分の口の中に

入っているものを

左右に思い切り

引っ張られたらどうなりますか?

 

もちろん痛いですよね?

それは馬も一緒です

まずは手網は口と繋がっている

という事を理解しましょう

 

では、

馬にストレスを与えずに

馬をコントロールする方法を

教えていきたいと思います!

 

先程、手網は

馬の口と繋がっているという

お話をしたと思います

 

口と繋がっているということは

少しの力で馬は

反応してくれます

 

しかし、原理は分かっても

馬が言うことを

聞いてくれるわけではありません。

 

なぜかと言うと、

正しい手綱の使い方

では無いからです。

 

「正しい手綱の使い方?」

となった方も

少なくないと思います。

 

正しい手綱の使い方とは

手綱を開いて使わないことです

 

なぜ、

手網を開いては行けないか

というと、

 

開いてる方に

馬の首は向いていても

馬は反対方向に

逃げていきますよね?

 

そうなんです

手綱を開くことで

外側の抑えが弱くなります。

 

なので結果的に

馬の逃げ道を

作ってしまっているのです。

 

「じゃあどうすればいいの?」

と思った方は

この後話すことを

よく読んでください!

 

馬をコントロールするコツは

両手で手綱を使う 

です。

 

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両方の手で馬を転回させる事で

馬の逃げ道は

向いている方向のみ

ということになります

 

ただし、ここで

注意しなければならないのは

外方の手綱は馬に押し付けない

ということです

 

馬に押し付けるように

手綱を使うと

馬は痛いですし、

 

今後、速歩や駆け足

といった練習が始まった時に

障壁となる要因になります

 

ですから、

両手を同じ力で使う

ということが重要になります!

 

次に、

馬に扶助を送る練習

についてですが、

 

基本的に扶助の種類は

・脚を使う扶助

・鞭を使う扶助

・音(舌鼓)を使う扶助

 

の3種類になっています

そして、今回使うのが

脚を使った扶助になります

 

脚を使う扶助とは

簡単に説明すると、

馬のお腹に足で刺激を与える

ということです

 

馬のお腹に足が当たることで

馬は発信の合図

という事を覚えているため

馬はそれだけで発信してくれます

 

「なんだ簡単じゃん」

と思った方は気をつけてください!

 

足を使った扶助は

乗り手が弱い力で

お腹を蹴ってしまうと

 

馬は足が当たっただけなのか

それとも発信の合図なのか

そういった判断が

難しくなります。

 

そうなると次第に

馬の反応が鈍くなり、

強い扶助を使わないと

動かなくなってしまう

 

ということも有り得ますし、

それが原因で強い拍車を使い

馬のお腹に傷ができてしまう

ということも起きてしまいます

 

そういったことを

起こさないためにも

馬にに遠慮した弱い扶助は

控えましょう。

 

しかし、逆に

強すぎる力で蹴ってしまうと

馬が驚き

暴れる要因になったりもします

 

故に、程よい力で

扶助を与える必要があります

 

その練習に最適なのが

常歩なのです。

 

この扶助の強さについては

馬によって違うため

この場で正確な強さを

伝えることは難しいですが

 

扶助の強さが重要だ

という事を頭の中に

必ず入れて置いて欲しいと思います。

 

今日説明した

手綱の使い方

扶助の強さ 

マスター出来れば

 

速歩運動への道は開かれます!

基礎を疎かにせずに

やるべき事をしっかりこなし

技術の上達への近道をしましょう!!