オンライン乗馬教室

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馬が暴れた時の対処法

こんにちは!

 

今回は

馬が暴れた時の対処法

について話していこうと

思います!

 

なぜ、今回この話を

しようと思ったかというと

 

乗馬クラブでは

基本的に暴れた時の対処法を

馬が暴れた時にしか

教えてくれないからです

 

普段馬が暴れないとはいえ

絶対にない!

とは言いきれないのが

馬術というスポーツです

 

馬だって生き物です

絶対なんてありえません。

 

だからこそ、

そういった事の対処法を

知っていることで

 

怪我をするリスクを減らす

ことが出来たら良いなと思い、

今回はこのテーマにしました

 

だからといって

馬術は危険なスポーツだ!

と言いたい訳ではなくて

 

正しい対処法を学ぶことで

より安全に楽しく

馬に乗れるように今回は

学んでいきたいと思います!

 

では、

実際に馬が暴れた時

どのような対処をすれば

良いかというと

 

自分が冷静でいること

が必要になってきます

 

馬が暴れるときって

馬が何かしらの要因により

パニック状態になっている

ときだと思います

 

そんな中、人間まで

パニック状態になっては

自体が悪化してしまう

リスクが高まります

 

例えば

馬が怪我するとか

落馬してしまうとか

連鎖的に他の馬も暴れてしまう

 

など、そんなことには

なりたくないですよね?

 

だからこそ、

冷静でいること

が求められるのです

 

しかし、

「暴れた時に冷静で

いるなんて無理だよ!」

って思いますよね?

 

でも、なんで冷静で

あることが難しいのかを

考えてみてください

 

正しい対処法を知らないから。

ではないですか?

 

なので、ここからは

そんなときの対処法を

説明していこうと思います!

 

対処法としては主に

 

・手綱を引っ張りすぎない

・乗馬姿勢はしっかり保つ

・埒で馬を止めない

・他の馬のいる方には行かない

 

この4つになります

※【埒(らち)】

 馬場の周囲に巡らせた柵のこと

 

一つ目の

手綱を引っ張りすぎない

についてですが

 

馬を停止させるには

手綱と脚を使って止める

というのが常識ですが

 

普段の練習の中で

思い切り手綱を引っ張って

馬を停止させることって

無いですよね?

 

なのに馬が暴れた時は

思い切り手綱を引っ張って

停止させようとしてませんか?

 

もちろん、

そういった場面では

多少強い力で手綱を使い

馬を停止させます

 

でも、馬が暴れた時に

よく見る馬の停止方法って

 

大体の人は体を後ろに倒して

綱引きみたいに

思い切り手綱を引っ張って

ますよね?

 

馬と人間の力の差って

すごいあるのは

分かると思いますが

 

その力の差で

馬と綱引きしたら

どちらが勝つでしょうか

 

 圧倒的に馬ですよね。笑

 

それを理解した上で

馬を力だけで停止させよう

とは思いませんよね

 

では、何が必要に

なってくるかと言うと

正しい乗馬姿勢

なんです

 

人間は冷静さを失うと

とにかく自分を守ろうと

してしまいます

 

その結果、

早く馬を停止させようと

体を後ろに倒して

馬と綱引きしてしまうのです

 

しかし、

体を後ろに倒した状態では

 

ただ引っ張られている

だけなので

馬はかえって好き勝手に

走りやすくなってしまいます

 

しかし、正しい乗馬姿勢を

とっていれば

しっかり手綱と脚のブレーキが

機能しているため

 

馬を停止させることが

容易になります

 

それに加え、

乗馬姿勢がとれていれば

馬とのバランスが

取れているため

 

落馬する危険性も低くなります!

 

ですので

暴れたからといって

普段と違うことはせずに

 

いつもやっていることを

忘れずに

冷静に対応しましょう!

 

また、埒で馬を止めない

と言いましたが

これはなぜかというと

 

馬にとっても人にとっても

何もいいことがないからです

 

正しい乗馬姿勢が取れていても

時々馬が止まらない

ということが起きたりします

 

そうなると

馬の暴走を早く止めたい

と思ってしまうと思います

 

そこで大体の人は

埒を使って馬を

停止させるという方法を

取ります

 

正直、

1番手っ取り早い方法なのは

間違いないのですが

 

この止め方を

使って欲しくないのには

きちんとした理由があります

 

それは、埒を使って

馬を停止させる方法を

覚えてしまうと

 

それにばかり

頼るようになってしまい

埒が遠いところで暴れた時

早急な対応が出来なくなります

 

また、

埒で馬を停止させることで

馬は急停止することとなります

 

そうなると

馬の足への負荷が

非常にかかります

 

そして人間も馬が急停止する

という事は前方向に

飛んでいってしまうリスクが

高くなります

 

慣性の法則って

聞いたことありますよね?

まさにその力が働きます

 

鞍の上にはシートベルトなど

着いていませんので

前方向に飛んでいったら

地面まで真っ逆さまです

 

馬にとっても人にとっても

いいことがないといった

意味がわかったでしょうか?

 

なので

埒を使って馬を停止させる

ことは馬と人間、互いの為にも

やめることをおすすめします

 

それと

他の馬がいる方には行かない

というのは

 

もうここまで話せば

わかると思いますが

馬の暴走の誘発を防ぐためです

 

他の馬がいる方に行ったところで

誰かが助けてくれるわけでも

馬を止めてくれるわけでも

ありません!

 

他の人を守るという観点でも

絶対に他の馬がいる方に

いくのはやめましょう!

 

今回のまとめとしては

 

・正しい乗馬姿勢を取り

   馬と綱引きをしないこと

 

・人間の為にも馬の為にも

   埒を使って馬を停止させない

 

・他の馬がいる方に行かない

 

ということでした

 

馬は音やものの動きに

非常に敏感な生き物です

 

そのことをよく理解して

馬がもし暴れてしまった時は

冷静さを忘れずに

対処してあげましょう!