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馬術の競技種目のルールを知る 馬場馬術競技編

こんにちは!

 

今回は前回に引き続き

馬術の競技種目のルール

について話していこうと

思います!

 

【前回のおさらい】

 

馬術の競技は大きく分けて

 

障害飛越競技

馬場馬術競技

総合馬術競技

エンデュランス競技

 

の四種類になります

 

そして今回ルールを

解説するのが

馬場馬術競技

になります

 

馬場馬術競技】

 

馬場馬術競技はあまり

聞きなじみのない方も

多いかと思います

 

馬場馬術競技とは

20m×60mの

長方形の馬場で行う競技で

 

演技の正確さや美しさを競い

ドレッサージュ

という呼ばれ方もします

 

そして騎手はなるべく小さな

動きで馬をコントロール

 

馬に乗っているだけ

のように感じさせるくらい

細かい動きで演技を行います

 

加えて馬場馬術競技には

2種類の演技があり

 

演技内容が指定されている

規定演技

 

決められた運動項目を

取り入れて演技を作成し

好きな音楽をつけて行う

自由演技があります

 

どちらの競技も基本的に

採点方法は同じです

 

また、採点方法としては

複数の審判員が採点を行い

 

それぞれの採点の

合計パーセンテージが

審査結果となります

 

なお、

審判員は1つの運動課目につき

0~10点採点を

付けることができます

 

この0~10の採点基準としては

 

0点:不実施

  (運動項目を行わなかった)

 

1点:極めて不良

 

2点:不良

 

3点:やや不良

 

4点:不十分

 

5点:やや不十分

 

6点:基本的な要求を満たしている演技

 

7点:おおむね良好

 

8点:良好

 

9点:極めて良好

 

10点:優秀

 

という採点基準になっています

 

このように馬場馬術の採点は

非常に細かく区分されており

 

10点をつけてもらうことは

オリンピック選手でも

容易ではありません

 

ちなみに

僕はこの採点基準を始めてみた時

すごい上から目線の採点だな!

なんて思っていました笑

 

話を戻しますが

 

馬場馬術競技では

最終得点率が60%を

超えていればおおむね

 

求められている運動を

こなせていることとなる

と言われています

 

また、過去には

イギリス人女性ライダーが

94.300%という記録を

たたき出しています

 

運動課目については

競技のレベルによって求められる

課目のレベルが変化します

 

たた共通して出てくるのが

停止、不動、常歩、速歩、駈歩

であり馬術の基本ができていないと

出場できない競技と言えます

 

競技中の分かりやすい

減点対象行為としては

 

・馬が舌を出す

 

・馬の反抗による停止

または課目の不実施

 

・経路違反

 

・緩急のない運動

 

また、

競技馬場への鞭の持ち込みや

 

・馬体からの出血

 

・3回の経路違反

 

・馬場埒から四肢が出た場合

 

・外部からの援助を受けた場合

 

・求められるレベルで

演技がおこ会えない場合

 

・入場の合図から90秒以内に

競技馬場に入場しなかった場合

 

これの行為においては

失権の対象となるため注意が必要です!

 

今回の解説は以上になります!馬場馬術競技は堅苦しいイメージが

あると思いますが

 

実際に見ると

馬が優雅に演技をしており

非常にかっこいい競技です!

 

ルールを理解したうえで観戦すると

また違った馬場馬術の良さが

見えてくるのではないでしょうか?

 

基礎と馬との信頼関係が

非常に大切になる競技ですが

人を魅了し感動させる力を

兼ね備えた競技でもあります!

 

基礎をしっかり磨いて

馬場馬術競技に出場できるように

練習に励みましょう!

 

次回は

総合馬術競技とエンデュランス

の解説になります

 

お楽しみに!