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「乗馬クラブの接待的なレッスン 自分の実力把握できてますか?」 「全国出場経験者が辛口採点します」 馬を上手くコントロール出来ないという悩みを抱える、週に1度のレッスンを受ける社会人へ! 知ってるようで知らないが、誰も教えてくれない馬がきちんと動かない理由を全国出場経験者が表裏なく答える、明日から実践できる!誰に話しても恥ずかしくないレベルの趣味に到達させるオンライン乗馬教室

馬術の競技種目のルールを知る 馬場馬術競技編

こんにちは!

 

今回は前回に引き続き

馬術の競技種目のルール

について話していこうと

思います!

 

【前回のおさらい】

 

馬術の競技は大きく分けて

 

障害飛越競技

馬場馬術競技

総合馬術競技

エンデュランス競技

 

の四種類になります

 

そして今回ルールを

解説するのが

馬場馬術競技

になります

 

馬場馬術競技】

 

馬場馬術競技はあまり

聞きなじみのない方も

多いかと思います

 

馬場馬術競技とは

20m×60mの

長方形の馬場で行う競技で

 

演技の正確さや美しさを競い

ドレッサージュ

という呼ばれ方もします

 

そして騎手はなるべく小さな

動きで馬をコントロール

 

馬に乗っているだけ

のように感じさせるくらい

細かい動きで演技を行います

 

加えて馬場馬術競技には

2種類の演技があり

 

演技内容が指定されている

規定演技

 

決められた運動項目を

取り入れて演技を作成し

好きな音楽をつけて行う

自由演技があります

 

どちらの競技も基本的に

採点方法は同じです

 

また、採点方法としては

複数の審判員が採点を行い

 

それぞれの採点の

合計パーセンテージが

審査結果となります

 

なお、

審判員は1つの運動課目につき

0~10点採点を

付けることができます

 

この0~10の採点基準としては

 

0点:不実施

  (運動項目を行わなかった)

 

1点:極めて不良

 

2点:不良

 

3点:やや不良

 

4点:不十分

 

5点:やや不十分

 

6点:基本的な要求を満たしている演技

 

7点:おおむね良好

 

8点:良好

 

9点:極めて良好

 

10点:優秀

 

という採点基準になっています

 

このように馬場馬術の採点は

非常に細かく区分されており

 

10点をつけてもらうことは

オリンピック選手でも

容易ではありません

 

ちなみに

僕はこの採点基準を始めてみた時

すごい上から目線の採点だな!

なんて思っていました笑

 

話を戻しますが

 

馬場馬術競技では

最終得点率が60%を

超えていればおおむね

 

求められている運動を

こなせていることとなる

と言われています

 

また、過去には

イギリス人女性ライダーが

94.300%という記録を

たたき出しています

 

運動課目については

競技のレベルによって求められる

課目のレベルが変化します

 

たた共通して出てくるのが

停止、不動、常歩、速歩、駈歩

であり馬術の基本ができていないと

出場できない競技と言えます

 

競技中の分かりやすい

減点対象行為としては

 

・馬が舌を出す

 

・馬の反抗による停止

または課目の不実施

 

・経路違反

 

・緩急のない運動

 

また、

競技馬場への鞭の持ち込みや

 

・馬体からの出血

 

・3回の経路違反

 

・馬場埒から四肢が出た場合

 

・外部からの援助を受けた場合

 

・求められるレベルで

演技がおこ会えない場合

 

・入場の合図から90秒以内に

競技馬場に入場しなかった場合

 

これの行為においては

失権の対象となるため注意が必要です!

 

今回の解説は以上になります!馬場馬術競技は堅苦しいイメージが

あると思いますが

 

実際に見ると

馬が優雅に演技をしており

非常にかっこいい競技です!

 

ルールを理解したうえで観戦すると

また違った馬場馬術の良さが

見えてくるのではないでしょうか?

 

基礎と馬との信頼関係が

非常に大切になる競技ですが

人を魅了し感動させる力を

兼ね備えた競技でもあります!

 

基礎をしっかり磨いて

馬場馬術競技に出場できるように

練習に励みましょう!

 

次回は

総合馬術競技とエンデュランス

の解説になります

 

お楽しみに!

馬術の競技種目のルールを知る 障害飛越競技編

こんにちは!

 

今回は

馬術の競技種目のルール

について話していこうと

思います!

 

なぜ、今回この話を

しようかと思ったかというと

 

馬術の競技種目は知っていても

ルールって意外とと知らない

という人が多かったからです

 

どのスポーツにおいても

同じことが言えますが

ルールを知らないと試合を

見ていても退屈ですよね?

 

逆に言えば

ルールさえ理解すれば

楽しく競技を観戦することが

できるようになります

 

それと馬術の競技のルールって

何かとややこしいですよね?

 

なので今回は競技ごとのルールを

解説していこうと思います!

 

馬術の競技は大きく分けて

 

障害飛越競技

馬場馬術競技

総合馬術競技

エンデュランス競技

 

の四種類になります

 

そして今回ルールを

解説するのが

障害飛越競技

になります

 

細かく分けるとその中にも様々な競技があるのですが

 

長くなってしまうので今回は

基本のルールだけ

解説していこうと思います!

 

障害飛越競技

 

障害飛越競技馬術というと

一番最初に思いつく

競技なのではないでしょうか

 

ルールは基本的に減点方式で

原点がゼロに近ければ近いほど

入賞に近くなる競技になります

 

原点の対象としては

 

・障害物の落下

 

障害物の落下は一回につき

基本的に4点の減点になり

一つの障害で何本のバーの落下が

あった場合も減点は4となります

 

 

・不従順(反抗)

 

馬が障害を拒否することで

一回目の反抗で減点4

2回目の反抗で失権

となります

 

ローカルルールなどで

3反抗失権制の競技もあるので

試合前に下調べが必要です

 

また、

意外と知られていないのですが

 

競技中に巻き乗りをすることも

不従順として扱われるので

注意が必要です

 

・継続的反抗

 

これは一度反抗し、そこから

45秒以内に反抗した障害に

馬が向かえなかったときに

失権になるというルールです

 

・規定タイム超過

 

各競技には規定タイムが

設けられており

そのタイムを4秒超過するごとに

1点の減点が課されます

 

例えば、規定タイムが80秒の場合

80~84秒で総減点1

84~88秒で総減点2

となります

 

・制限タイム超過

 

制限タイムとは規定タイムの

2倍の秒数であり

このタイムを超過してしまうと

失権となります

 

例えば

規定タイムが80秒で

走行時間が160秒を超えた時点で

失権となるという事です

 

また、その他に

 

・落馬

馬から落ちること

 

・人馬転倒

馬が転び、騎手が一緒に

落ちてしまう事

 

・経路違反

指定された順番ではない

順番で障害を

飛越してしまうこと

 

例えば

 

1~10の順番で障害を飛越する

事を指示されているのに

1番障害を飛越ののち5番障害

を飛越してしまう。など

 

・逆障害飛越

 

設置されている障害を

反対方向から飛越すること

 

一般的に障害には

右に赤い旗、左に白い旗

が設置されており

 

その標記を無視し

反対方向から飛越すること

 

これらはすべて

失権となるので注意が必要です

 

今回の解説はここまでになります!

ルールを知ることで馬術

格段に面白くなります!

 

少ずつルールを覚えていきましょう!

 

次回は

馬場馬術競技

の解説になります

 

お楽しみに!

馬って怖い生き物なの?

こんにちは!

 

今回は

馬は怖い生き物なのかどうか

について話していこうと

思います!

 

馬って犬や猫より大きいし

威圧感もあって

怖いというイメージ

がありますよね?

 

しかも、乗ったら乗ったで

すごい高いし、揺れるし、

怖いというイメージが

強いと思います

 

確かに、その通りだと思います

そんな馬の上で速歩や駈歩

するのですから、

怖くて当たり前だと思います

 

でも、そうやって

いつまでも怖がっていたら

馬にもその気持ちが

伝わってしまいます

 

そうなってしまうと

馬によっては、頭が良いので

言う事を聞かなくなってしまう

という事もあります

 

そんな事にならないためにも

今のうちに馬への恐怖心は

無くしておいた方がよい

とは思いませんか?

 

でも恐怖心って

なかなか拭えないものですよね

 

そんなあなたのために

今回は

馬への恐怖心を減らすための

説明していこうと思います!

 

では、実際に恐怖心を減らす方法

についてですが

まずは馬という生き物のことを

知ってもらいたいと思います

 

「何で恐怖心を減らすに馬のことを

知らなきゃいけないんだよ!」

と思いましたよね?

 

僕の考えとしては

馬のことをよく理解していないから

恐怖心が芽生えるのだと

思うのです。

 

人間、

知らないコトやモノというものには

恐怖心を抱きます

それは当たり前のことです

 

何も知らないから

見たものや聞いたこと、

最初に感じたことがそれに対する

イメージとなってしまうのです

 

確かに馬って

かっこいいや優雅というイメージと

同じくらい

怖いというイメージがありますよね

 

だからといって

馬に乗る=怖い

というのはなにか違うと

思うんですよね

 

だって、馬が

何もしてない人に対して

襲い掛かったりしませんよね?

 

でも人間の抱いた恐怖心のせいで

大きいから怖い、揺れるから怖い

というイメージが

定着してしまっています

 

そんなイメージを払拭するためにも

今回は

馬のことを知ってもらいたい

と思います!

 

まず、

馬が草食動物なのは知っていますよね?

草食動物って聞くとどんなイメーが

ありますか?

 

・温厚でやさしい

・のんびりしてそう

・見ていて癒される

 

など、プラスのイメージが

多いですよね?

馬だって草食動物です!

 

大きいけどよく観察すると

のんびりしているし、

触られることも大抵の馬は

喜びます

 

もちろん

触られるのが嫌いな馬もいますし

常に何かにおびえている馬

もいます

 

でもそれは

草食動物の本能的なところもあって

 

肉食動物がいる野生の世界で

襲われそうになっていても寝ている

なんてことありませんよね?

 

そんなことがあれば馬は

もう絶滅してしまっています笑

 

何が言いたいかというと

 

馬は臆病な生き物で

人間が嫌なことをしてくれば

自分を守るために

反撃してきますが

 

人間が馬と同じ立場に立ち

接してあげれば

馬は何もしてこないです

 

臆病だからこそ

暴れてしまったり、

人に反撃してしまったり

しますが

 

裏を返せば

臆病だからこそ

優しくしてくれる人には

心を開いてくれます

 

馬に乗っているときもそうです

人が馬にとって脅威となる

事をしなければ

 

馬はわざわざ人を

落とすようなことはしてきません!

 

見た目は大きくて怖い生き物ですが

その体も自分の身を守るために

出来上がったものです

 

こうやって馬のことを知れば

なんだか仲良くできる気が

しませんか?

 

馬のことを理解し

良く観察することで

馬への恐怖心は少しずつ

なくなってくると思います

 

先入観のみで物事を

判断せず

 

良く知り、観察することで

その物事の印象は

大きく変わってきます!

 

馬も本当は優しい生き物です

そのことをよく理解し

馬と接してあげてください!

 

ただ、調子に乗って

過度なスキンシップを取ると

 

馬は怒りますし人を嫌いになってしまう

可能性もあるので

 

あくまで

人間と馬との適切な距離

を保ちましょう!

 

今回のまとめとしては

 

・馬は怖い生き物ではない

 

・馬のことを理解し観察することで

恐怖心を減らすことができる

 

・馬が嫌がることはしない

 

です!

 

人間の考えだけを押し付けず

馬のことをよく考えて

怖がらずに

共存出来たらよいですね!

馬に乗っていない時の練習法

こんにちは!

 

今回は

馬に乗っていない時の練習法

について話していこうと

思います!

 

平日は仕事などがあり

馬に乗りに行くって

難しいですよね

 

でも、

週に一回のレッスンじゃ

なかなか上達しない、、

 

そんな悩みを

抱えてる方も多いと思います

そこで今回は

そんな悩みみ解決するために

 

家で出来る乗馬トレーニン

 

を伝授しようと思います!

 

でも、仕事して帰ってきて

家でも体使うのかよ、、、

なんて思いますよね

 

だから今回は

・体を使うトレーニン

・体を使わないトレーニン

2種類を紹介します!

 

まずは、体を使うトレーニン

についてですが

馬術において必要なものは

やはり体幹です

 

しかし

闇雲にトレーニングしても

効果的なトレーニン

とは言えません

 

馬に乗っていることを

想像すると

わかりやすいと思いますが

 

馬に乗ったあとって

腹筋と背筋、太ももが

痛くなりませんか?

 

という事は、馬に乗っている時

1番使っている筋肉が

腹筋、背筋、太もも

ということになります

 

ここからは

レーニングの説明

を簡単にしていこうと思います

 

【腹筋のトレーニング】

 

プランクの姿勢を取ります

 

・そしてその姿勢のまま

自分のおへそを覗き込みます

 

・これを10回×3セット

行います

 

【背筋のトレーニング】

 

・立ったまま背筋を伸ばします

 

・その状態で後ろにおしりを

突き出し、お辞儀をするような

姿勢を取ります

 

・そのまま頭の後ろを

抑えられているイメージで

体を限界まで起こします

 

・これを10回×3セット

 

【太もものトレーニング】

 

・地面に横向きに寝転がります

 

・片足を上下に上げ下げします

 

・この時に足は下に

下ろしきらないように

注意しましょう

 

・15回×3セット

 

以上が体を使うトレーニン

になります!

 

意外と

軽いトレーニングで

驚いた方もいたかと思います

 

しかし、これはあくまで

馬に乗っていない時の

レーニングなので

 

馬のレッスンの時に

支障の出ないような

内容となっています!

 

ただ、継続は力なり!

継続していくことで

少しずつ自分の力に

なっていきます!

 

次に

体を使わないトレーニン

についてです

 

体を使わないトレーニン

ってなんだ?

 

ってなってると思いますが

簡単に言うと

イメージトレーニン

と言うやつです

 

イメージトレーニングって、、、

そうなってる人も最後まで

見て欲しいのですが

 

実は馬術において

イメージトレーニングって

すごく大切なんです!

 

馬術は馬がいないと

成り立たないスポーツです

 

逆に言えば

レッスン中以外

馬に乗っての練習が

出来ないということになります

 

だからこそ、その

乗っていない時間が

大切になってきます!

 

とはいえ

イメージトレーニングと言っても

イメージが湧きにくいかと

思います

 

そこで、YouTubeなどの

動画サイトで世界レベルの

馬の試合の動画を

見て欲しいのです

 

世界レベルの動画なんて

見たって何も分からないよ!

などと思われたかも知れませんが

 

自分の乗っている姿と

イメージを重ねてみると

自分のどこが悪くて

どこが良いのかという

 

自分の長所と短所が

見えてきます

 

それと、

イメージトレーニン

をすることで、

 

次に馬に乗った時に

素早く馬に順応できる

という利点もあります

 

なので

イメージトレーニングって

すごい大切なんです!

 

イメージトレーニングなら

スキマ時間でも出来ますし

 

疲れている時でも

難しくないトレーニン

では無いでしょうか?

 

今回のまとめとしては

 

・闇雲にトレーニングをしない!

 

・スキマ時間を使って

イメージトレーニングを行う

 

です!

 

今回

お話したこと意外にも

馬に乗っていなくても

できる練習は沢山あります!

 

ちょっとした時間を利用して

次のレッスンまでに

上達しましょう!!

 

 

馬が暴れた時の対処法

こんにちは!

 

今回は

馬が暴れた時の対処法

について話していこうと

思います!

 

なぜ、今回この話を

しようと思ったかというと

 

乗馬クラブでは

基本的に暴れた時の対処法を

馬が暴れた時にしか

教えてくれないからです

 

普段馬が暴れないとはいえ

絶対にない!

とは言いきれないのが

馬術というスポーツです

 

馬だって生き物です

絶対なんてありえません。

 

だからこそ、

そういった事の対処法を

知っていることで

 

怪我をするリスクを減らす

ことが出来たら良いなと思い、

今回はこのテーマにしました

 

だからといって

馬術は危険なスポーツだ!

と言いたい訳ではなくて

 

正しい対処法を学ぶことで

より安全に楽しく

馬に乗れるように今回は

学んでいきたいと思います!

 

では、

実際に馬が暴れた時

どのような対処をすれば

良いかというと

 

自分が冷静でいること

が必要になってきます

 

馬が暴れるときって

馬が何かしらの要因により

パニック状態になっている

ときだと思います

 

そんな中、人間まで

パニック状態になっては

自体が悪化してしまう

リスクが高まります

 

例えば

馬が怪我するとか

落馬してしまうとか

連鎖的に他の馬も暴れてしまう

 

など、そんなことには

なりたくないですよね?

 

だからこそ、

冷静でいること

が求められるのです

 

しかし、

「暴れた時に冷静で

いるなんて無理だよ!」

って思いますよね?

 

でも、なんで冷静で

あることが難しいのかを

考えてみてください

 

正しい対処法を知らないから。

ではないですか?

 

なので、ここからは

そんなときの対処法を

説明していこうと思います!

 

対処法としては主に

 

・手綱を引っ張りすぎない

・乗馬姿勢はしっかり保つ

・埒で馬を止めない

・他の馬のいる方には行かない

 

この4つになります

※【埒(らち)】

 馬場の周囲に巡らせた柵のこと

 

一つ目の

手綱を引っ張りすぎない

についてですが

 

馬を停止させるには

手綱と脚を使って止める

というのが常識ですが

 

普段の練習の中で

思い切り手綱を引っ張って

馬を停止させることって

無いですよね?

 

なのに馬が暴れた時は

思い切り手綱を引っ張って

停止させようとしてませんか?

 

もちろん、

そういった場面では

多少強い力で手綱を使い

馬を停止させます

 

でも、馬が暴れた時に

よく見る馬の停止方法って

 

大体の人は体を後ろに倒して

綱引きみたいに

思い切り手綱を引っ張って

ますよね?

 

馬と人間の力の差って

すごいあるのは

分かると思いますが

 

その力の差で

馬と綱引きしたら

どちらが勝つでしょうか

 

 圧倒的に馬ですよね。笑

 

それを理解した上で

馬を力だけで停止させよう

とは思いませんよね

 

では、何が必要に

なってくるかと言うと

正しい乗馬姿勢

なんです

 

人間は冷静さを失うと

とにかく自分を守ろうと

してしまいます

 

その結果、

早く馬を停止させようと

体を後ろに倒して

馬と綱引きしてしまうのです

 

しかし、

体を後ろに倒した状態では

 

ただ引っ張られている

だけなので

馬はかえって好き勝手に

走りやすくなってしまいます

 

しかし、正しい乗馬姿勢を

とっていれば

しっかり手綱と脚のブレーキが

機能しているため

 

馬を停止させることが

容易になります

 

それに加え、

乗馬姿勢がとれていれば

馬とのバランスが

取れているため

 

落馬する危険性も低くなります!

 

ですので

暴れたからといって

普段と違うことはせずに

 

いつもやっていることを

忘れずに

冷静に対応しましょう!

 

また、埒で馬を止めない

と言いましたが

これはなぜかというと

 

馬にとっても人にとっても

何もいいことがないからです

 

正しい乗馬姿勢が取れていても

時々馬が止まらない

ということが起きたりします

 

そうなると

馬の暴走を早く止めたい

と思ってしまうと思います

 

そこで大体の人は

埒を使って馬を

停止させるという方法を

取ります

 

正直、

1番手っ取り早い方法なのは

間違いないのですが

 

この止め方を

使って欲しくないのには

きちんとした理由があります

 

それは、埒を使って

馬を停止させる方法を

覚えてしまうと

 

それにばかり

頼るようになってしまい

埒が遠いところで暴れた時

早急な対応が出来なくなります

 

また、

埒で馬を停止させることで

馬は急停止することとなります

 

そうなると

馬の足への負荷が

非常にかかります

 

そして人間も馬が急停止する

という事は前方向に

飛んでいってしまうリスクが

高くなります

 

慣性の法則って

聞いたことありますよね?

まさにその力が働きます

 

鞍の上にはシートベルトなど

着いていませんので

前方向に飛んでいったら

地面まで真っ逆さまです

 

馬にとっても人にとっても

いいことがないといった

意味がわかったでしょうか?

 

なので

埒を使って馬を停止させる

ことは馬と人間、互いの為にも

やめることをおすすめします

 

それと

他の馬がいる方には行かない

というのは

 

もうここまで話せば

わかると思いますが

馬の暴走の誘発を防ぐためです

 

他の馬がいる方に行ったところで

誰かが助けてくれるわけでも

馬を止めてくれるわけでも

ありません!

 

他の人を守るという観点でも

絶対に他の馬がいる方に

いくのはやめましょう!

 

今回のまとめとしては

 

・正しい乗馬姿勢を取り

   馬と綱引きをしないこと

 

・人間の為にも馬の為にも

   埒を使って馬を停止させない

 

・他の馬がいる方に行かない

 

ということでした

 

馬は音やものの動きに

非常に敏感な生き物です

 

そのことをよく理解して

馬がもし暴れてしまった時は

冷静さを忘れずに

対処してあげましょう!

 

 

 

 

 

 

フラットワークの重要性

こんにちは!

 

今回は

フラットワークの重要性

について話していきたいと

思います!

 

まず、

フラットワークって何?

となってる人も居ると思います

 

フラットワークとは

簡単に言うと

馬の準備運動のことです

 

なぜ、フラットワークが

大切なのかというと

人間も運動する前に

準備運動をしますよね?

 

それと同じで

より良いパフォーマンスを

発揮するために

必要になってきます

 

でも、普段の練習も

フラットワークでしょ?

と思う方も居ると思います

 

確かに普段の練習も

フラットワークと呼べます

 

しかし、普段の練習が

人間の為の練習だとすると

フラットワークは馬のための

練習だと思ってください!

 

例えば、馬場馬術の試合の時

試合前の練習で障害を飛びますか?

飛ばないですよね?

 

それはなぜか?

目の前の試合において

障害を飛越する

必要がないからです。

 

そういった

無駄を省いて効率よく

馬のパフォーマンスを引き出す

練習をフラットワークと呼びます

 

ここまで話してきて、

大体わかったと思いますが

フラットワーク=ただの練習

では無いということです

 

僕の考え方として

フラットワークは

 

馬の試合へのモチベーションを

高める一つの方法である

と考えています

 

先程も普段の練習は

人のための練習と言いましたが

それは別の言い方をすると

 

普段は馬のパフォーマンスを

最大限に引き出せていない

ということになります

 

そんな中試合に出場した馬は

果たして、試合でより良い

パフォーマンスを

発揮出来るでしょうか?

 

人間でもそうだと思いますが

普段試合に向けた練習を

していない人間が試合に

勝つことは出来るでしょうか?

 

ここまで話せば

フラットワークは

とても重要な事だと

気づいて貰えたはずです!

 

難しい話をしましたが、

フラットワークは

馬のチューニングだと思って

貰えるとわかりやすいかと思います

 

また、ここからは

フラットワークをする際の

注意点について話していこうと

思います!

 

フラットワークをする際の

注意点として

まず1番は

馬を動かしすぎないこと!

 

あくまでもフラットワークは

馬のための練習です

 

それなのに

何時間も練習しては馬は

最大限のパフォーマンスを

発揮するどころか

 

疲れも溜まり、

集中力も無くなってしまいます

 

ですから、

せいぜいフラットワークは

20~30分が適切である

と僕は考えています

 

試合前であれば

今日の馬の調子はどうかな?

体はほぐれているかな?

 

などと、確認作業的な

意味合いの運動を

してあげると

良いのではないかと思います!

 

そしてもう1つ。

馬の調子が良く、

既に高いパフォーマンスを

発揮している場合は

 

馬が間延びしないように

馬とのコンタクトを取りながら

集中力を切らさないように

常歩で歩かせる

 

ということを

オススメしています

 

理由としては、その状態から

調子が良いからと言って

無駄な運動をしてしまうと

 

パフォーマンスが

落ちてしまう要因になります

 

逆に、調子が悪いからと言って

長い間運動するのも

馬にとってはストレス

となるため控えてください

 

調子が悪いときは

その中でも出来る練習を行い

 

試合へのモチベーションを

高めてあげることを

優先してあげましょう!

 

今回のまとめとしては

フラットワーク=ただの練習

では無いということと

 

フラットワークは長時間行わず

馬の調子を確認する程度で

運動すること

 

以上の2点をしっかりと

頭に入れて練習してみましょう!

 

今回は技術面の話ではなく

馬術の雑学

のようになりましたが

 

この知識は

馬術を行うにあたって

重要性の高い知識なので

ぜひ覚えておいてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

駈歩を持続させる方法

こんにちは!

 

今回は

駈歩を持続させる方法

について話していこうと

思います!

 

前回、駈歩の出し方は

説明したと思います

 

駈歩って出せばもう

馬は

走るもんなんじゃなかったの?

と思いましたよね?

 

確かに前回、

駈歩の出し方というのは

説明しましたが

 

駈歩を持続させるのとは

また別の話になってきます

 

駈歩って、

出たら終わりではないんですよ!

 

では、なんで

駈歩を出せても

それを持続することが

出来ないのでしょうか?

 

それは

常歩、速歩とは

馬の動きが変わる

からなんです!

 

馬の動きが変われば

乗り手はそのリズムに

最初からついて行くのは

難しいですよね?

 

以前、速歩の説明の時に

馬はスピードによって

リズムが変わる

という話をしたと思います

 

今までやってきたことは

1.2.3.4のリズムの常歩

1.2  1.2のリズムの速歩

の練習のみです

 

しかし駈歩

1.2.3のリズムで走ります

 

f:id:onlinejyoubakyoushitu:20210105135245g:image

 

よく馬の走る音を表すとき

「パカラッパカラッ」と

言いませんか?

 

それこそが駈歩のリズムで

駈歩をマスターしたら

今後、

1番使う運動かもしれません!

 

ですが、

この駈歩の持続が

なかなか難しいく

 

ここで

挫折してしまう人

少なくありません

 

ただ、ここまで練習して

駈歩が出来ないから

辞めてしまうのは

とても勿体ないです!

 

そうならないためにも

今日この記事を見て

駈歩の持続をマスターしましょう!

 

では、実際に

どうすれば駈歩

持続できるのかを

説明していこうと思います

 

先程、

駈歩のリズムの話をしましたが

持続できない理由は

それだけではありません

 

リズムの他にも

・手綱でバランスをとっている

・扶助が足りない

・脚で馬体を抱え込んでしまっている

といった要因が挙げられます

 

まず、

手綱でバランスをとっている

と言うのは、

 

馬のスピードに対応出来ず

手網を引っ張って

体を支えている状態

のことを表します

 

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これをすると

馬は手網が

引っ張られているので

止まれの合図だと認識します

 

故に、駈歩

持続が出来なくなります

 

また、扶助が足りない

と言うのはもう答えを

言ってしまってるのですが

 

扶助が弱い又は

使えていない状態なので

馬が駈歩をサボってしまいます

 

人間だって

学生時代、持久走で

先生が見てる前では

真剣に走っても

 

先生が見ていなかったら

手を抜いてしまってましたよね?

 

馬も同じで

自分の感情に素直なので

疲れることはなるべく

したくないんです。笑

 

だからこそ

適切な扶助が必要になってきます

 

さらに、馬体を脚で

抱え込んでしまっている

 

と言うのは

落ちるのが怖くて

がに股になって

馬に乗っている状態です

 

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確かに、

がに股になって乗れば

落ちにくくはなります

 

しかし、

上半身の安定性が無くなり

正しい乗馬姿勢をとることが

難しくなってしまいます

 

「じゃあどうすればいいの?」

ってなりますよね?

 

速歩の練習のとき

正反動の練習をしたのを

覚えていますか?

 

正反動では鞍に

しっかり座れていましたよね?

じゃあ駈歩は?

 

それが乗れないんですよね、、

 

リズムが変わっただけで

今まで出来ていた

乗馬姿勢が途端に

出来なくなってしまう

 

しかし、裏を返せば

動きの大きさと

少しスピードが

変わっただけであって

 

やることは今までと変わりません!

 

手綱を引っ張って

落馬しないようにしたり

 

体が固まって

扶助使えなくなったり

 

落ちるのを恐れて

馬体を抱え込んで乗ったり

 

これだけ見ると

今まで練習してきた

乗馬姿勢はどこいったの?

ってなりますよね

 

駈歩のリズムは慣れるのに

時間がかかりますが

乗馬姿勢さえ意識していれば

 

手綱でバランスをとることも

扶助が使えないことも

馬体を抱え込んでしまうことも

必ずなくなります!

 

そして、

リズムと正しい乗馬姿勢。

これさえ押さえてしまえば

駈歩の持続は可能になります!

 

今までやってきた

基礎の応用だと思って

練習しましょう!!

 

今回のまとめとしては

・手綱でバランスをとらない

・扶助をしっかりと使う

・馬体を抱え込んで乗らない

 

その為には、

しっかりと脚を馬体に

密着させて

正しい乗馬姿勢をとる!

 

ということです!

 

基礎の積み重ねが応用を生みます!

駈歩をマスターすると

馬術の世界が一気に広がるので

根気強く練習しましょう!