駈歩を出す方法

こんにちは！

今回は駈歩の出し方

について話していこうと

思います！

馬術を初めて

憧れの駈歩がついに出来る！

そう思ってレッスンに

望んだものの

レッスン中に

・1回も駈歩が出せなかった

・指導者のおかげで何とか出せた

なんて経験はありませんか？

あの時の絶望感たるや

泣きそうになりますよね。笑

実際、僕も馬術を初めて

最初の駈歩は散々だったこと、

今でも鮮明に覚えています

では、

なぜ駈歩が出ないのか

説明していきたいと思います

駈歩が出ない理由としては

・馬に正確な指令を出せてない

・人間の姿勢が崩れている

というのが主な原因だと思います

まず、この場合の

馬に正確な司令を出せていない

というのは

ただただ扶助を送り続けている

という状況に

なってしまっている事が

理由であると思われます

速歩までは、正直

ただ馬のお腹に扶助を送れば

馬が理解して

走り出してくれます

しかし、

駈歩になった途端、

馬が言うことを

理解してくれなくなる

いくら馬のお腹を蹴っても

スピードのある速歩

しかでないですよね？

今までこれで通用してたのに、、、

そんなことを思う人も

居ると思います。

でも、同じことを

ずっと繰り返していても

なんの意味もありません！

駈歩には正式な手順

があるのです

その手順とは

①手綱をしっかり持つ

②馬に内方姿勢を取らせる

③外方の脚を軽く後ろに引く

④内方の脚で扶助を送る

という4つの手順になります

また、外方の脚を後ろに引く

という所が重要で

馬の後肢に合図を送る

役割を果たしています

駈歩は後肢が起点の

運動なので、

合図を送ることで

馬も駈歩をやるんだな！

と理解をしてくれます

こういった合図や決まり事

というのは

馬術を行うにあたって

非常に重要なことで

これが出来ないと

馬をコントロールする

というのは夢のまた夢です

ただし、ここからは

姿勢の話になりますが、

脚を後ろに引く際は

軽く後ろに引く

ようにしてください！

合図を送るなら

馬に分かりやすいように

思い切り引いちゃえば

いいじゃん！

って思いますよね？

けど、これって大きな間違いで

馬は非常に人の動きに敏感で

急に自分の上で

大きな動きをされると

驚いてしまい

暴れる原因にもなります

それに加え、

脚を後ろに引きすぎると

体のバランスって

どうなりますか？

前傾姿勢に

なってしまいますよね？

すると馬は前肢に

負荷がかかるので

駈歩を

出しにくくなってしまいます

また、姿勢が崩れている

ということで馬は

駈歩の指令を

理解できない

なんてことも有り得ます。

あくまでも、姿勢は

正しい乗馬姿勢

のままでないといけません。

だから、軽く

という部分が

重要になってくるわけです！

人間が正しい手順と

正しい乗馬姿勢で

合図を送れば

必ず駈歩はでます！

出来ないから

闇雲にやるのではなく

出来ないなら

正しい手順を踏む

ことが大切です

今回のまとめとしては

・正しい手順を踏む

・正しい乗馬姿勢をとる

の2点になります！

上達の近道は、

正しいことを正確に行う

という意識を持って

練習に励みましょう！